MetaTraderのEAやインジケーターのファイル形式には
・ソースコード(拡張子:mq4)
・実行ファイル(拡張子:ex4)
の2種類があります。
ソースコードとは、私たちが作成するプログラムファイルの事を指します。
一般的なテキストエディタでソースコードを開くことで、(プログラムが分かれば)どのような条件で売買されているかが閲覧が可能となるため、販売されているEAやインジケーターの場合は基本的にソースコードは配布されません。
一方、実行ファイルはソースコードから自動的に生成されるファイルの事を指し、実際にEAやインジケーターをMT4で動作させるには、この実行ファイルが必要となります。(逆にソースコードが無くても動作には問題ありません)
ソースコードをExpertsやIndicatorsフォルダに入れた状態でMT4を起動することで、自動的に実行ファイルが生成され、MT4が生成した実行ファイルを認識する、という流れになります。
ただし、注意点としてMT4のビルド番号(バージョン)によって、自動生成される実行ファイルが変わる可能性があります。
基本的にMT4は古いビルドで生成された実行ファイルも読み込み可能となりますが、稀にバージョンアップによりMT4の仕様が変わり、古いビルドで生成された実行ファイルは動作不可となるケースがあります。(2014年行われたMT4の大型アップデートでも、使用出来なくなった実行ファイルが多数あります)
ソースコードの場合、起動するたびにMT4のビルドに合わせて最新の実行ファイルが自動生成されますのでアップデートにより使えなくなった、という事態は避けられますが、実行ファイルのみの場合、MT4のアップデートにて動作が不安定になる、または使用不可能になる可能性があります。
当サイトでは、動作の安定性の面を考慮しEAやインジケーターはソースコードのまま使用するべき、という考えからソースコードのご購入を推奨しております。